弊社の作業工程として、第1工程に真空成形機で製品を成形し、その後、第2工程として、油圧裁断機で真空成型品を裁断して、一つずつ手作業で拾う工程があります。
その中で、どうにか手作業で拾うのを簡略化できないかということで、油圧裁断機5台ある内の1台に、これもまた真空の力を使った、「集積」という機能を用いて、簡略化して作業時間を減らしています。(数ある製品の中で、とある一つの製品だけですが…)
製品を裁断した直後、真空で吸い上げて、一つずつ重ねていき、設定した枚数になったら、ベルトコンベアで送り出し、また次の裁断に移る、という流れになっています。
「集積」によって、裁断作業時間が大幅に短縮されるメリットがありますが、第3工程である「箱詰め作業」がなかなか追い付けないため、たびたび裁断作業をストップせざるを得ない状態になります。
今後は裁断作業をストップせずに、いかに素早く箱詰めするかが課題になっていきそうです。